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お水取り 新入・新大導師 別火入り

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■新入・新大導師 別火入り(2月15日)
 修二会の別火(前行)は、2月20日より東大寺戒壇院の庫裡に集合して始まりますが、新入(しんにゅう)と新大導師の方は、他の練行衆の方達に先だって2月15日より行に入る定めとなっているそうです。
新入とは、その年初めて修二会に参加することになった僧侶のことで、新大導師とは、初めて大導師の役を務めることになった僧侶のことを呼びます。
 今年は、新大導師となる筒井さんが、「別火」入りされたということが、朝日新聞で紹介されています(*^_^*)
 別火坊に入り、中臣祓(なかとみのはらえ)というおはらいをする筒井寛昭さんの写真も掲載されています。
他の練行衆の方は、2月20日に別火入りされるそうです。
 万行の3月15日まで、ほんとうに長いおつとめだと思います。
2006年02月16日の朝日新聞の記事によると

お水取りへ「別火」入り 新大導師筒井さん
 3月1日から本行を迎える東大寺の修二会(お水取り)で、行の責任者の大導師を初めて務める筒井寛昭・庶務執事が15日夜、同寺戒壇院の別火坊で前行に入った。残る10人の練行衆より5日早く、様々な祈祷の準備などをして大役に備える。
 娑婆(俗世)と火を別にする前行の「別火」は2月20日からだが、新しい大導師と初めて練行衆になる若手は15日からと決められている。筒井さんは午後6時半過ぎ、自坊の塔頭龍松院を出て約600メートル離れた別火坊に入り、おはらいをして持ち物などを清めた。

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東大寺のHPには、新入・新大導師の試別火入りについて、次のとおり紹介されています。


 その年初めて修二会に参加することになった僧侶のことを新入(しんにゅう)と呼び、また同様に初めて大導師の役を務めることになった僧侶のことを新大導師と呼びます。
 修二会の別火(前行)は、二月二十日より東大寺戒壇院の庫裡に集合して始まりますが、新入と新大導師については他の練行衆に先だって二月十五日より行に入る定めとなっています。

 戒壇院の庫裡のことを、修二会準備の為の今の言葉で言えば合宿所というような意味合いで、「修二会別火坊」と呼びます。別火とは世間と火を別にするということを意味しますが、別火坊では修二会の準備のために新たに起こした火を使って生活し、徐々に行(ぎょう)への意識を高めてゆくことになります。

 この日は昼の間に、布団や生活用具一式の入った「つづら」や修二会で使用する法具、次第、経本等の入った「牛玉櫃(ごおうびつ)」、「私物箱」等、修二会の用具類一式が別火坊に運び込まれ、新入処世界と新大導師は夕刻(六-七時ころ)戒壇院の別火坊にはいります。

 別火坊には境内の蛭子川(えびすがわ)からくんできた水の入った桶が置いてあり、その中にクマ笹の枝がひとふり、葉を下にして浮かべてあります。別火入りした者は先ず自分や牛玉櫃の中身を、次いで私物や葛(つづら)を、笹の葉をもちいて灑水します。それがすむと白衣(はくえ)に黒の襷袈裟(たすきげさ)といういでたちで、牛玉櫃の上に置いた自分の行中の本尊を前にして中臣の祓いを、行います。

 この時より、別火坊入りした新入は行中の人とみなされ、世間の火にあたったり、別火坊以外の火を使った食事を取ったりすることが厳しく禁じられことになります。さしあたっては試別火(ころべっか)と呼ばれる期間にあたるので、自坊に洗い物を持って帰ったり、境内であれば所用をすますために日中であれば外出することもできますが、別火坊以外の火にあたったり、別火坊以外での飲食はできなくなり、修二会行中の僧侶であることを自覚することになります。

 ところで、新入処世界が他の練行衆に先だって試別火入りするのは、不慣れであり声明の練習などが必要なこともありますが、修二会本行の為の準備が数多くあるためでもあります。様々な道具類については他の練行衆は補修するだけで当年の行に当たれる場合も多いのですが、新入の場合は新たに一から手作業で造らなければならないことがしばしばあります。また、修二会では今年造ったものを次回の参籠で使用するという場合が多々あり、その場合新入は前回の参籠そのものが無いので誰かから借り受けて使用しなければならないことになります。したがって、このような場合、返す分と自分が次回の参籠で使う分と二つ造らなければならないことになります。

 また新大導師については、大導師という役割そのものが練行衆の中心的な役割を担うこともあって読み上げるための書き物ひとつにしても膨大な量になります。さらに行中暗い堂内で読み慣れるための練習も必要です。このような理由で、新入処世界並びに新大導師職は他の練行衆に先だって別火入りする定めとなっています。
 なお、新入、新大導師の無い年は、練行衆11名が全員2月20日に別火入りします。

<新入の惣別火入り>
 さらに2月20日には、他の練行衆が別火入りしてくるのに先だって、新入は「惣別火」と呼ばれる前行にはいります。「試別火(ころべっか)」の間は 世間の火と別火坊の火を分けた上で修二会の下準備をするのですが、「惣別火」は行(ぎょう)としての規制をさらに厳しくした期間であるといえます。

 惣別火に入る新入は、先ず風呂に入り、衣類を清浄なものに変え、それまでの布の白衣にかえて紙で仕立てた「紙衣(かみこ)」と呼ばれる白衣を身につけます。さらにその上から「湯屋小袖(ゆやこそで)」という白い着物を羽織り、手には「てしま」と呼ばれる茣蓙(ござ;しきもの)を持ち、室内であるにもかかわらず白鼻緒(しろはなお)のわら草履をはいて部屋に戻ります。わら草履は部屋の前で脱ぎますが、惣別火入りした新入はこれ以降この草履を履かずして一歩も部屋を出ることができないことになります。 さらに部屋に戻ると 15日の別火入りと同じように、「蛭子川(えびすがわ)」の水で再び持ち物をすべて灑水し、「中臣の祓い」を行います。
 これにより新入は惣別火入りしたことになるのですが、これ以後自室以外はすべて草履を履いて歩き、また自室も含めて「てしま」茣蓙の上以外はどこにも座ることができなくなります。他の部屋に行き声明の指導等を受けるときは自分の「てしま」を持参しその上に座ることになります。もちろん地面の上を歩くことなどは論外で、2月末日、他の練行衆とともに二月堂へ向けて移動するまでは別火坊からは一歩も出ることができなくなります。
 また、室内の暖房としては小さな手あぶり火鉢が置かれていますが、この火は惣別火の火と見なされ、したがってたとえ別火坊内の火であっても他の部屋の火鉢等には近づくことが許されません。必要な場合は自分の火鉢を持参することになります。

 新入の惣別火は、26日(閏年は27日)に他の練行衆と合流しますが、2月の末日まで続きます。


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