甘樫丘東麓遺跡現地説明会(2/11)
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飛鳥京遺跡第157次調査現地説明会の会場を後に、今度は、甘樫丘東麓遺跡現地説明会に向かいます。
蘇我入鹿の邸宅跡とされ、甘樫丘の東の駐車場のすぐ上です。
たくさんの人が来ておられました。
ピ-ク時には、40分以上待ちの列ができていたそうですが、もう、終わりに近い時間だったこともあり、ゆっくりと見ることができました。
この遺構は、大きく3時期に分かれていて、今回の説明会では、各期の地層がわかるように説明していただきました。
全景です。↓
7世紀前半の大規模な石垣です。
Ⅰ期にあたります。
石垣の東側に一段高く造成し、建物が建てられたようです。
この石垣は、大化の改新前後に一気に埋められたことが判明しています。↓
石垣の横の地層には、暗渠のあとが見られます。
これは7世紀中頃から後半のⅡ期のものだと思われます。
飛鳥時代の甘樫丘は、何度も造成され、さまざまな施設が築かれているようで、とても重要な場所だったのでしょう。
甘樫丘から飛鳥を一望しながら。
建物2です。↓

今回の説明会では、各時期ごとにテ-プで色分けされてました!

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