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巣山古墳で舟形木製品など出土 霊柩船

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広陵町の国特別史跡・巣山古墳(4世紀後半)の周濠から、表面に文様が刻まれ、朱が塗られた類例のない形の大型木製品が出土したそうです。
 木製品は船の形に復元でき、埋葬前に遺体を仮安置する「殯(もがり)」の場から古墳まで陸路で遺体を運んだ〈霊柩船〉の一部とみられています。
 中国の史書「隋書倭国伝」の「貴人は、三年外に殯し、葬に及べば、屍を船上に置きて、陸地にて之を牽く」という記述と合致するということで、これは、すごい発見だと思います!
 巣山古墳は全長約220メートルの前方後円墳で、被葬者は大王(天皇)級の有力者とされる。出土品は3月4、5日に広陵町文化財保存センターで一般公開されます!

このニュ-スは、
読売新聞の奈良のサイトで、
「巣山古墳「霊柩船」「第一級の資料だ」研究者らに驚き、期待」
中日新聞のサイトで
「古代の死者運んだ船か 奈良・巣山古墳で舟形木製品など出土」
紹介されています。
サイトによって、記事のとらえ方が異なっていて、なかなかおもしろいです(^。^)
写真は、読売フォトニュ-スで!それぞれの記事の詳細は、

 

 大王の霊柩船?大型木製品出土…奈良・巣山古墳
 奈良県広陵町の国特別史跡・巣山古墳(4世紀後半)の周(しゅう)濠(ごう)から、表面に文様が刻まれ、朱が塗られた類例のない形の大型木製品が出土し、町教委が22日、発表した。木製品は船の形に復元でき、埋葬前に遺体を仮安置する「殯(もがり)」の場から古墳まで陸路で遺体を運んだ〈霊(れい)柩(きゅう)船〉の一部とみられ、古代の葬送儀礼を実証する発見となる。

 船の側板形の杉製の部材は、長さ3・7メートル、幅45センチ、厚さ5センチ。復元すると長さ8・2メートル。魔よけを意味する三重の円と帯状の文様が刻まれていた。クスノキ製の棺の蓋(ふた)形のもの(長さ2・1メートル、幅78センチ、厚さ25センチ)の復元長は約4メートル。表面に直線と弧線を組み合わせた「直弧文」と三重の円が刻まれ、一部に朱色の顔料が残っていた。

 組み合わせると、先端が反ったゴンドラ形の船に棺を載せたような形になる。中国の史書「隋書倭国伝」(7世紀)の「貴人は、三年外に殯し、葬に及べば、屍(しかばね)を船上に置きて、陸地にて之を牽(ひ)く」という記述と合致する。
 巣山古墳は全長約220メートルの前方後円墳で、被葬者は大王(天皇)級の有力者とされる。出土品は3月4、5日に町文化財保存センターで一般公開される
 河上邦彦・神戸山手大教授(考古学)の話「葬送用の棺として殯の場に安置し、古墳まで運んだ後に破砕して捨てたのでは。神話の世界を再現した葬送儀礼の流れが、初めて明らかになった」
(2006年02月23日 読売新聞)


巣山古墳「霊柩船」「第一級の資料だ」研究者らに驚き、期待
 広陵町三吉の大型前方後円墳・巣山古墳(4世紀後半)で約1600年間、地中に眠っていた〈霊柩(れいきゅう)船〉。古代の葬送を初めて実証する今回の出土品は、これまで文献や埴輪(はにわ)などでしか想像できなかった歴史の空白を埋める第一級の資料で、多くの研究者が驚きの声をあげた。用途が分からない木材も同時に多数出土しており、今後の調査に期待する声も多い。

 古代の葬送について、万葉集には、志貴親王(しきのみこ)が亡くなった時の葬列の様子を「高円山(たかまどやま)に 春野焼く 野火と見るまで もゆる火を…手火(たび)の光ぞ ここだ照りたる」と読んだ歌がある。

 たいまつが照る中を野辺送りの行列が進んだことが文字から想像できるが、葬送儀礼にまつわる“物証”そのものは、これまで確認されていなかった。

 出土した木製品の中には船の側板、棺(ひつぎ)のふたの形をした部材などのほか、建築部材のようなものや、三重の円が描かれた三角形の部材(長さ1・8メートル)、丸や角に加工された柱や板、傘の形をした飾りなどもあった。
 同町文化財保存センター所長を務める河上邦彦・神戸山手大教授(考古学)は「船の屋根や飾りなどの一部かもしれない。今後、慎重に復元しなければ」と力を込める。用途不明の木材は、桜井市の勝山古墳(3世紀初め)の周濠(しゅうごう)などでも出土しており、石野博信・徳島文理大教授(考古学)は「これらを葬具として見直す必要がある。同じような葬送儀礼はもっと時代がさかのぼるのではないか」と驚く。
 〈霊柩船〉の復元の参考にされたのは、傘などを飾り立てた三重県松阪市の宝塚1号墳の船形埴輪や、棺のような物を載せた船の絵がある天理市の東殿塚古墳の円筒埴輪などだ。八賀晋・三重大名誉教授(考古学)は「船形埴輪が巣山古墳の木製品と似ているので驚いた。古代の船に対する考え方をより具体的にする成果で、埴輪に描かれた古墳祭祀(さいし)の写実性を証明している」と評価する。
 白石太一郎・奈良大教授(考古学)は「古墳での葬送儀礼に使われた木製品は全く確認されていなかった。現在残っている資料だけでどんな儀礼だったかを判断するのは危険だということがよく分かった。まだまだ複雑で多様な儀礼が行われていたのだろう」と、今後の成果に期待する。一般公開の問い合わせは同町(0745・55・1001)へ。
(2006年2月23日 読売新聞)


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